ヴァンパイアのブラドは、悪魔に命を助けて貰う代わりに、一人の少女の面倒を見ることになる。彼女の名前はセツナ。悪魔が作った女。百日間セックスをしなければ一人前の女ヴァンパイアとなりブラドの好きに出来るという。だがその約束を破るとブラドも女も死んでしまうというのだ。ブラドは渋々セツナの面倒を見ることにした。ブラドが寝ている昼間、セツナは街をうろつき色んなものを目にする。何も知らなかったセツナだったが、少しずつ命の大切さを学んでいく。街の教会で若い神父と知り合い、さらに人を大事にする気持ちを大きくしていく。若い神父に気持ちが傾いていくセツナに苛立ちを覚えるブラド。セツナと神父が抱擁を交わしている所を目撃したブラドは、逆上して神父を噛み殺す。悲観にくれるセツナ。人間を糧として生きなければならない自分の境遇に苦悩し始める。そして99日目、あと一日でセツナがヴァンパイアとして生まれ変わる日、セツナはブラドにある願いを伝える…。